【Jeff Beck(ジェフ・ベック)死す】Loud Hailerアルバムレビュー【余裕派の一家言】

2018年4月12日Musicおすすめ記事, ジェフ・ベック, 余裕派の一家言

今回は、世界最高のエレクトリックギターの使い手、Jeff Beck(ジェフ・ベック)の2018年現在の最新スタジオアルバム『Loud Hailer』のレビューを、編集部の余裕派こと後藤がお届けします。

Jeff Beck(ジェフ・ベック)Loud Hailer曲目&参加メンバー紹介

参加メンバー紹介

  • ジェフ・ベックJeff Beck(G)
  • ロージー・ボーンズRosie Bones(Vo)
  • カーメン・ヴァンデンバーグCarmen Vandenberg(G)
  • ダヴィデ・ソラッツィDavide SollazziDs)
  • ジョヴァンニ・パロッティGiovanni Pallotti(B)

トラックリスト紹介

  1. “The Revolution Will Be Televised”「レヴォリューション・ウィル・ビー・テレヴァイズド」
  2. “Live In The Dark”「リヴ・イン・ザ・ダーク」
  3. “Pull It”「プル・イット」
  4. “Thugs Club”「サグ・クラブ」
  5. “Scared For The Children”「スケアード・フォー・ザ・チルドレン」
  6. “Right Now”「ライト・ナウ」
  7. “Shame”「シェイム」
  8. “Edna”「エドナ」
  9. “The Ballad Of The Jersey Wives”「ジャージーの妻たちのバラード」
  10. “O.I.L.”「O.I.L.」
  11. “Shrine”「シュライン」

何故、Jeff Beck(ジェフ・ベック)はLoud Hailerを作ったのだろうか

さて、今回ご紹介するJeff Beck(ジェフ・ベック)のアルバム、Loud Hailer。
普通にかっこいい女性ボーカルのロックアルバムです。これに異存はありません。

重く鋭いギターと攻撃的で、かつ繊細さも併せ持ったボーカルはベストマッチと言えるでしょう。バンド全体を見ても、なかなかハマっています。ギターに関してはジミヘンっぽいエフェクトもダイナミックさもかなりいい感じです。


ですが、今更なぜジェフがボーカル曲がメインのアルバムを作るのか。到底理解できません。

普通のロックアルバムがジェフ・ベックのアルバムである必要が全くないと思います。

内容説明でジェフは「今進路を変えないと、ギターの世界に押し込められる。」と語っていますが、
ジェフ・ベックという音楽家は“ギターによって、ギターの世界の限界を破壊してきた唯一のギタリスト”だと私は信じています。
ジェフのギターにはほかのギタリストにはない特別な何かがあります。

なので、ボーカル曲によって彼自身の表現が一段階レベルアップすると彼が思った理由が、私には理解できません。

ジェフ自身が自分のギター表現に限界を感じてしまったのでしょうか。そうであるならただただ、悲しいです。

素晴らしかった前作『Emmotion & Commotion』とLive盤『B.B.King Club』

Emotion & Commotionでのインスト曲や同年代のライブ演奏が素晴らしかったので、私はそれ以上の感動を今作に期待していました。

しかし私の期待とは全く違う方向にジェフは向かってしまった。それだけのことです。

“歳のわりに”とか”挑戦する姿勢自体が素晴らしい”とか仰る方が多いように感じますが、ジェフがファンにいかに愛されているか、それこそストーンズやクラプトンのように愛されている・・・。それは凄く伝わりました。

しかし私は“歳のわりに頑張るおじいちゃんの”ジェフなんか見たくありません

ジェフより凄い音を出す若手のギタリストは残念ながら(私見ですが)あまり居ないんですから、現役真っ只中のジェフに関して歳の事を言うのは無意味だと思います、本当に。

むしろこれは、ジェフはそんな普通の人間的な所で闘ってる人であって欲しくない、という私の自分勝手な願いだと思います。すいません。でも、そこまで思わせる何かがジェフの音楽にはあります。

もう一作だけでいいから、聞き分けの悪いこのバカ野郎をブッ飛ばすような作品を作ってください。信じてますよ。

【まとめ】編集部スズキより【Jeff Beck Loud Hailer】

さて、今回はJeff Beck(ジェフ・ベック)のアルバム『Loud Hailer』についてのレビュー記事でした。

残念ながら、編集部の後藤、スズキ共々この作品は駄作であるとの評価でした。

Jeff Beckは今まで数々の音楽的地平線を開拓してきたレジェンドなので、最後にもう一花咲かせて綺麗に散って頂きたいですね。

今後は、Jeff Beckのおすすめアルバム紹介の記事も掲載しますので、是非シェア&ブックマークのほど、よろしくお願いしますね!

他のジェフ・ベックレビューはこちらからどうぞ